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2016年12月05日
㈱日興(福井県:わかさカントリー倶楽部) 「民事再生法の適用を申請」

㈱日興「わかさカントリー倶楽部」(福井県三方上中郡若狭町新道9-3、代表:内藤圭介氏)は、12月1日に福井地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令、監督命令及び大阪地裁への移送決定を受けた。申請代理人は八木宏弁護士(福井市順化1-24-43、九頭竜法律事務所、電話0776-22-0168)、前波裕司弁護士(福井市春山2-2-16、前波法律事務所、電話0776-27-4000)。監督委員は中森亘弁護士(大阪府大阪市中央区北浜1-8-16、北浜法律事務所・外国法共同事業、電話06-6202-1088)。
経営多角化の失敗から1999年9月に福井地裁へ和議を申請(負債:預託金約103億円を含む約132億円)。その後、2001年に京都府の企業が当社を買収、「武生カントリークラブ」(福井県)も買収した。2012年9月に「武生カントリークラブ」の権利義務を別会社へ継承し、㈱日興は「わかさカントリー倶楽部」の経営のみとなっていた(その後、「武生カントリークラブ」の経営は更に別会社に移り、現在、㈱日興とは関係がない)。
預託金返済の目処が立たず、今回の措置となった。
負債は預託金約89億4000万円(会員数8300名)を含む約95億円。
なお、わかさカントリー倶楽部の営業は継続中で、年内にスポンサー候補を募り、事業譲渡等を実行する予定。