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2011年09月29日
「京都府」太閤坦CC(京都東山観光㈱)民事再生法の適用申請

平成23年9月26日に太閤坦CC丹波コース(京都府船井郡京丹波町)と太閤坦CC東山コース(京都市山科区)を経営する京都東山観光㈱(本社登記=東山Cと同、本社事務所=丹波Cと同、北岡忠之代表取締役)は大阪地裁に民事再生法の適用を申請した。同社は、昭和38年に東山Cを開場、同42年に丹波Cを開場した。さらに平成3年には、にのうみGCひよしC(京都、経営=京都日吉観光㈱)を開場させた。同社の経営を圧迫する原因となった、ひよしCは平成5年に売却し、現在は2コースの経営となっているが、その内の東山Cは再三にわたって競売(競売はいずれも不成立)になるなど、依然思わしくない経営状態にある。負債総額は、担保権設定の金融債務など借入金を中心に約82億円。約2600名の会員の預託金総額はその内の8億円に過ぎないとしている。再生法申請の理由について同社サイドは、「預託金問題ではなく、経営・運営権を当社に戻して健全経営にすることが狙い。4年前から、運営をライオンゲインに委託したが、委託先は金融機関への債務や税金も払わない状態。さらに、運営権をイーエムエス再生開発に譲渡したとしているが、この譲渡は認めずゴルフ場の運営は9月27日から当社が直接行っている」と説明している。
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